金利について知ってみよう!〈2〉
こんにちは!エールの橋本です!
今日は前回に金利の基本を知っていきましたが、 『単利と複利』について考えていきましょう!!
まず『単利』とは、当初の元本のみに対して、利息が生じるものをいいます。 これだけではあまりピン!ときませんよね ここで実際の『単利』の例に触れていきましょう!! 具体例:AさんはBさんに100万円を金利3%で貸しました。
5年間、単利で運用した場合、毎年の受取利息は。。。
1年目:100万円×0.03=3万円 2年目:100万円×0.03=3万円 3年目:100万円×0.03=3万円 4年目:100万円×0.03=3万円 5年目:100万円×0.03=3万円
5年間の元利合計(元本+利息)=100万+3万円×5年=115万円 このように元本100万円だけに対してだけ利息が発生するので、元本の金額が変わらない限り、利息の金額も変わらないのが『単利』です。 (発生した利息に対して、利息がかからない) 反対に、『複利』は、利息を元本に含んだ上でその元本に利息が生じるものをいいます! 具体例:AさんはBさんに100万円を金利3%で貸しました。
5年間、複利で運用した場合、毎年の受取利息は。。。
1年目:1,000,000円×0.03=30,000円 2年目:1,030,000円×0.03=30,900円 3年目:1,060,900円×0.03=31,827円 4年目:1,092,727円×0.03=32,782円 5年目:1,125,509円×0.03=33,765円
5年間の元利合計(元本+利息)=1,125,509円+33,765円=1,159,274円 このように元本に対して生じた利息部分も次の利息計算時に元本に含んで計算されるのです (発生した利息に対しても、利息がかかる) 利息運用でも単利と複利ではこのような違いがあるのです!! 次回は単利・複利についてもう少し掘り下げていきます!